宝塚市ふるさと納税返礼品
一滴の豊かさ、一滴の幸せ。
手作りならではの限定品
吉田道呼と申します。
緑豊かな郊外、宝塚市つつじガ丘で和文化を愉しむ庵「狐白軒」を営み、ぽん酢を作っております。 私のぽん酢の材料は、丁寧にひいた一番出汁と国産柑橘果汁、伝統製法の調味料のみです。
添加物や保存料は一切用いません。
納得いく美味しさをお届けするため心の行き届く量のみを手作りし、お届けしています。
ルーツにある茶と禅、無添加の家庭料理
私は鳥取市に生まれ育ちました。父は茶道具店の息子、母は禅寺の娘です。 この両親のもと、自然を慈しみ、和のしつらえや歳時を愉しむ暮らし方はごく日常のものだったと思います。 日々の食卓には季節の素材の家庭料理が並び、口にするものはすべて無添加のものであるように母は心を配ってくれました。 おかげで私は外食時のお醤油の味に首を傾げ、市販のお弁当のおかずを受け付けられない敏感な少女時代を過ごしました。こんな私が長じて関西に赴き、里山の気配を残す宝塚市つつじガ丘に居を定め、和の文化と食をなりわいとしているのは必然なのかもしれません。
日本の出汁の素晴らしさに開眼
私のぽん酢のベースは天然羅臼昆布と本枯れ節の一番出汁です。
この一番出汁は、大阪のある乾物店の女将から伝授いただいたものです。
結婚・出産して間もない頃に彼女と出逢い、彼女のひくさまざまなお出汁の美味しさと奥深さ、
お出汁をひく時の馥郁たる香りに、私は心から魅せられました。
女将を師と仰ぎ、お出汁にまつわる何もかもをひたすら夢中で学んだ日々。
やがて一番出汁をたっぷり用いたぽん酢作りも、彼女から直々に教えていただく事になります。
ぽん酢の理想を求めて
実は、私と美味しいぽん酢との出逢いは少し時を遡ります。
大学進学を機に関西に暮らし始めた私は、社会人なりたての頃、あるフグ料理店のぽん酢の美味しさに目を見張りました。
フグよりもぽん酢に心を奪われたのです。
後年、師たる乾物店女将のぽん酢をいただいた時、若き頃のぽん酢への感動が一気に蘇りました。
この味だ!と。
いえ、むしろ女将のぽん酢はフグ料理店を上回るものでした。
女将のレシピをもとに調味料や果汁をあれこれ試し、配合を試し、さらなる理想のぽん酢の追求に私は没頭してゆきます。
こうして「宝塚つつじガ丘のぽん酢」が誕生しました。
食事を「残させない」ぽん酢
私のぽん酢を召し上がった方々から、今、多くの喜びと気付きをいただいています。
「美味しくて最後の一滴まで飲んでしまいます」という心震えるお言葉。
ぽん酢を通して私が目指すことの一つは「残さない食事」です。
そう、美味しいものを人は決して残しません。
病床にあるお方から頂戴した「何も喉を通らなかったのに、このぽん酢があると食事を美味しく感じる」
という涙の出るようなお言葉。
日常の家庭料理が命と健康を支え、生きる喜びを導いている事を私は改めて思い知るのです。
ぽん酢一滴に凝縮する豊かさ、ぽん酢一滴から広がる幸せが皆さまにある事を願いながら。
末永く丁寧に一本一本お届けしてゆきたく存じます。
兵庫県宝塚市つつじガ丘の狐白軒にて 吉田道呼
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狐白軒HP https://kohakuken.jp/